成婚白書

「成婚白書」からみるご成婚へのヒント

IBJより「成婚白書」が公開されました。その内容から見えてくるご成婚までに知っておきたいデータを抜粋。婚活をするにあたり、ご成婚を実現するためにも、ぜひ知っておいていただきたい内容です。ご一読をお勧めします。(掲載内容はIBJ成婚白書2022年度版からの抜粋です。)

IBJ成婚白書(2023年度版)※2024年4月発行PDFを見る【最新版】

IBJ成婚白書(2022年度版)※2023年5月発行PDFを見る


< 目次 >


■ 「在籍日数」と「お見合い数」

「在籍日数」と「お見合い数」
出典:株式会社IBJ 2022年度版 成婚白書

成婚者における年齢別の「在籍日数」と「お見合い数」を比較すると、男女ともに年齢が低い方が少ないお見合い数で成婚に至っており、特に 20代は10回未満のお見合いで決断しており、7ヶ月以内に成婚している。退会者(成婚せずに退会した方)と比較すると、成婚者の方が 2 倍以上お見合いをしていることから、成婚する為にはお見合いで“お相手と会う”ことが重要となる。
成婚の先行指標となるIBJの「お見合い成立数」は、2022 年に 600,000 件を超え、2018 年比で 45%増と活発化したことで成婚数も比例して増加している。

出典:株式会社IBJ 2022年度版 成婚白書

お若い方ほどご成婚までの在籍日数も少なく、お見合い回数も少ないということ。婚活は後回しにせず、できるだけ早めに始める方がご成婚への近道と言えそうです。

■ 年齢と「成婚しやすさ」

年齢と「成婚しやすさ」
出典:株式会社IBJ 2022年度版 成婚白書

成婚しやすい年齢として、女性は「20~29歳」、男性は「 25~34歳」がボリュームゾーンに。
女性は年齢が上がるに連れて成婚しにくくなり、35歳以降は100%を下回る。一方男性は、40歳以降 100%を 下回ることから、男女ともに年齢が上がるに連れて成婚しにくくなる傾向が。特に女性は顕著に表れることから、若い世代の婚活サポートを強化する必要があると考える。

出典:株式会社IBJ 2022年度版 成婚白書

男女とも30代まではご成婚しやすいと言えますが、40代に入るとご成婚率はだんだんと下がっていきます。女性は30代までの間に、男性は40代前半までに婚活をする方がご成婚の確率が上がると言えそうです

■ 成婚者の活動日数

成婚者の活動日数
出典:株式会社IBJ 2022年度版 成婚白書

成婚者の活動日数は、男女ともに「 4~7ヶ月」がボリュームゾーンに。 男女別(中央値)では、男性303日、女性242日と、女性のほうが活動日数が短く、早い段階で決断をしていることが分かる。

出典:株式会社IBJ 2022年度版 成婚白書

■ 成婚者のお見合い回数

成婚者のお見合い回数
出典:株式会社IBJ 2022年度版 成婚白書

成婚者のお見合い数は「1~5回」「6~10回」がボリュームゾーンに。 10回以内のお見合いで成婚相手と出会っていることが分かる。中には 10回以上のお見合いを重ねて成婚へ至るケースもあることから、数回のお見合いで諦めてしまわずに、「週・月に〇回お見合いをする」と目標を決めて活動していくことが大事になるだろう。

出典:株式会社IBJ 2022年度版 成婚白書

ご成婚までの活動日数が6ヶ月(ボリュームゾーン)とすると、10回お見合いをするためには毎月1〜2回お見合いをしているということ。ご成婚の確率を少しでも上げるためには、毎月2回以上のお見合いができるように目標設定をすることも大切になりそうです。

■ 成婚者の交際成立数

成婚者の交際成立数
出典:株式会社IBJ 2022年度版 成婚白書

成婚へ至るまでの交際成立数(中央値は男性 5人、女性4人となることから、男女ともに約2回に1回はお見合いから交際に発展していることが 分かる。

出典:株式会社IBJ 2022年度版 成婚白書

■ 成婚者の交際日数

成婚者の交際日数
出典:株式会社IBJ 2022年度版 成婚白書

成婚相手との交際日数は「90~119日」が最多とな ることから 、成婚相手と初めて会った日(お見合い日)から4カ月以内に成婚している方が多いと言える。一般的な恋愛における平均交際期間4年*よりも1/12の期間となるが、結婚相談所では“結婚を目標とする”方しかいないことや、第三者(カウンセラー)による活動サポートにより、恋愛におけるすれ違いや不安を減らし、短期間で成婚へ至りやすい特徴がある

出典:株式会社IBJ 2022年度版 成婚白書

ご成婚までの交際日数は男女とも3〜4ヶ月が多くなってることから、ご入会から3ヶ月の間にお見合いを重ねお相手を見つけて、その後3ヶ月間の交際を経てご成婚というスケジュール感がモデルケースと言えそう。

■ 「飲酒」「喫煙」と成婚しやすさ

「飲酒」と成婚しやすさ
出典:株式会社IBJ 2022年度版 成婚白書
「喫煙」と成婚しやすさ
出典:株式会社IBJ 2022年度版 成婚白書

飲酒と成婚しやすさでは、日頃から飲酒習慣がある方のほうが成婚しやすく、特に男性は顕著に表れている 。女性は「付き合い程度」でも 100%を超えていることから、食事をする機会が多いパートナーとは、お酒の場も同じように楽しみたいと考える方が多いのかもしれない。
喫煙については、男女ともに煙草を「吸わない」ほうが成婚しやすく、喫煙者と非喫煙者の成婚しやすさに大きく差があることから、飲酒は良くても喫煙はNGと考える方が多いようだ。

出典:株式会社IBJ 2022年度版 成婚白書

■ 「婚姻歴」と成婚しやすさ(※再婚しやすさ)

「婚姻歴」と成婚しやすさ(※再婚しやすさ)
出典:株式会社IBJ 2022年度版 成婚白書

婚姻歴については、「初婚」よりも「再婚」のほうが成婚しやすく、「再々婚以上」になると成婚しにくい傾向が。 成婚者の構成割合における再婚者の割合は 、男性14.8%、女性10.6と、1割以上は再婚者となっている。離婚や死別等により再婚を希望する場合も、活動の障壁にはなりにくいと言えるのではないだろうか。

出典:株式会社IBJ 2022年度版 成婚白書

■ 年齢と成婚者の割合

活動会員の年齢分布
出典:株式会社IBJ 2022年度版 成婚白書
成婚者の年齢分布
出典:株式会社IBJ 2022年度版 成婚白書

成婚者は男女ともに30代がボリュームゾーン40代に入ると女性は特に成婚者数が下がっていることがわかる。

以上のことから、やはり婚活は早めのスタートが有利(女性は特に)となり、お見合いを含めたスケジュールをしっかりとイメージして活動していくことが重要と言えそうです。また、再婚をご希望の方も結婚相談所でなら高いご成婚率で夢を叶えることができそうです。


《その他参考資料》内閣府:令和3年度 人生100年時代における結婚・仕事・収入に関する調査報告書

結婚に関する意識の現状がわかる調査結果の抜粋をまとめたページをご準備しています。以下のボタンからご覧いただけます。